元旦に願おう、初日に誓おうと寒さの中を行った。
叶うと信じられるほどの寒さの中だった。
7:08(宇都宮6:52)
初日が顔を出す一枚を撮ろうとすることさえままならない。
待っていれば、なかなか顔を見せてくれない。
お出ましの瞬間は止まらず流れて、拝顔の好機を逃す。
(逃すまいと、腕を三つ用意するのもいけないようだ。)
遅れたと思いながら、急いで願うことをくちずさむ。
30分は、-4℃の霜で真っ白の中を歩いてきたが、5分で終わり。
とりあえず、また一年健康で暮らせるように、というのを早口で願う
だけになった。
近隣のゴルフ場と私有地との境の高いところを選んでやって来たが、願いを叶える代償としては、この苦はまだまだ小さいのかもしれない。