地元は産廃最終処分場


 有害な産業廃棄物の尻ぬぐいに、栃木県が那珂川町に「県営管理型産
業廃棄物最終処分場 エコグリーンとちぎ」の建設に向かっている。

 1990年8月、旧馬頭町(現那珂川町)北沢地区で、約3万1000tもの産
廃が不法投棄されているのが見つかったことに始まった。
 93年には、当時の馬頭町長が県に対し、公的施設の建設による処分を
依頼した。


      イメージ 1 示された完成予想図

  
 環境保全を訴える住民運動が続いたが、残念ながら下火になっている。世代交代、住民の減少など様々な原因が挙げられる。

 
 この25日までに、県と町が環境保全協定をを決定し、10月1日に県庁で福田知事と福島町長が協定書に調印する予定だと、広報誌が告げた。

 
     県は、町議会全員協議会で6月に公表した素案に対する
    住民の意見を踏まえた修正案を説明した。25日。


 県の思惑に乗り切られるだろう。
 「塩谷」の場合も、そうだったから ・・・。
 知事は、住民には強いが、
          予算の裏付けになる国には、めっぽう弱い。