柿収穫の準備で


 干し柿を作る寒さになった。
 百目柿は、今年は当たり年らしく枝をしならせている。


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 まだ霜も降りないし、烏にも狙われていないからいいのだが、問題は
この柿の木の下が耕作放棄地で背丈6,70cmの草だらけなのだ。


 まあ、ここから始めようと、草刈をすることにした。
 どうしても邪魔なのは八畳二間くらいだろうが、全部で1アールほどはあり、2時間もやれば済む話だ。

 「清水の舞台から飛び降りるほど」ではないが、始めた。
 意外に、この作業は捗はかどった。
 ノギク野菊、(シオン紫苑ヨメナ嫁菜ともいう)のお陰だ。


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 こんな濃い青紫のものは、そんなにはない。
 この一角の雑草の中に、自らを主張していた。
 きれいだ。