夕方暗くなるのが早まっている。
行き交う車が、スモールを点け始める。
そして、すぐに前照灯に変わる。
それが、ハイビームで、眩しくて、大迷惑だ。
歩行者が夜間に道路を横断中に車にはねられた死亡事故で、
車のライトがロービームだったという調査結果(96%)からか、
警察が交通安全運動の重点項目として「ハイビーム」を使う
ように呼び掛けたからだろうか。
その車、我こそはルールもマナーも守っていると言わんばかりにハイビームで、わざとゆっくり走っているようにさえ見える。
道路交通法だって、そんなことは言っていない。
｢･･･ハイ・ローのライト切り替えを積極的に活用し、事故を防止･･･｣
ハイビームの消し忘れや自分勝手なハイビーム活用は、
歩行者･自転車利用者も幻惑させてしまう危険性も含んでいる。
ハイビームの後続車には呆れる。
ドライバー間によるトラブルのもととなる恐れさえ含む。
(付) 歩行者は、歩道を、目立つ服装(光るテープ等も)で、歩いてよ。
向こうから来る車が行っちゃってから、横断歩道を渡ったら ･･･｡
