3日の日経平均株価の終値が、前日より218円38銭高い2万3465円53銭だった。
これは、2月20日以来の高値だ。
新型コロナウイルスの感染拡大による急落前の水準まで回復したということだ。
2008年のリーマン・ショックの時は、危機前の水準に戻るのに
約5年かかったが、今回は約半年で値を戻した ・・・・・・とは、驚きだ。
2日の米ニューヨーク株式市場は、米景気回復への期待などからだという。
新型コロナの感染拡大により、ダウ平均は2月の
2万9551ドルの最高値 ⇨ (1カ月余で)1万8591ドルまで急落したはず。
その後、IT銘柄が相場を回復させ、
政府の財政・金融政策の下支え
早期のワクチン開発への期待 が、
相場全体を押し上げた という。
しかし、依然としてリーマン・ショック以来となる雇用危機が続いているらしい。
内閣府が先月17日に公表した4~6月期のGD(1次速報)は、前期(1~3月)より7.8%減り、3四半期連続のマイナス成長。年率換算では、27.8%減。
3四半期連続の減少は、東日本大震災を挟んだ11年4~6月期以来、9年ぶ
り。これまで最大だったリーマン・ショック直後の2009年1~3月期の年率
17.8減も、大きく上回った。
ある予測は、「全治5年」と言っていた ・・・。