節分のち春を

 

 節分の豆まきが、例年より一日早くなっているのが話題になっていた。         

 暦のずれの影響で、124年ぶりの珍しい年だということだ。

 

 私たちのやることに変わりはない。

         

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        大声で鬼は外と言った方がいいのか、小さく飛沫防止がいいのか、

      迷った人もあるのだろうか。

 

 

 そして、一時も早い春の到来を待ち望んでいる。

 まだ冬の辛さに耐えるのには不十分だと言われるかもしれないけれど ・・・。

 

 

 節分と立春は、前後している。

 節分が、冬と春を分ける立春の前日とされているのだから、鰯の頭を置くのも、

豆まきも立春のための仕業だ。

 

    来年は2月3日に戻り、2025年から4年ごとに再び2月2日になるとか。

 

 二十四節気 にじゅうしせっき立春が、新旧の暦の中で1日進んだり戻ったりする。

 地球の公転が、1年で0.2422日余計かかっているのを調整しているという。

 

 そんな気の遠くなるような数値のせいで、一日早い節分に動いた世界もあるだろう。 

 私は、一刻も早い春を望んでいるだけだ。