日本のワクチン接種は海外に比べて大幅に遅れている。OECD加盟37カ国の指標で見て、最下位またはその近辺だという。
厚生労働省の説明では、全国の自治体へのワクチンの配布が5、6月と加速して、7月末までに高齢者3600万人のワクチン接種を完了できるとしている。
しかし、この計画も大幅に遅れそうだ。
首相官邸のHPによると、1日のワクチン接種実績で最も多かったのは
5月10日時点で、医療従事者と高齢者合わせ約35万回(同6日)。
菅首相はこれを1日100万回に引き上げる意向を示したが、それは当分
無理だろう。
3月、4月に計画されていたことをおもいだしたら、相当に遅れている。