コロナ禍が深刻化する中で開かれた衆参予算委員会。10日
緊急事態宣言の効果は出ているのか。宣言の出口はいつなのか。
東京オリ・パラは本当に開けるのか。
野党は様々な疑問を浴びせかける。
菅首相は、質問と直接関係のない答弁を繰り返すして、質疑がかみあわない。
東京オリ・パラの開催の可否が大きな論点になった。
ところが菅首相は、
主催はIOC、IPC、東京都、大会組織委員会 と責任逃れの繰り返し。
ステージ4でも開催するのか。
来日する数万人規模の関係者の行動をどう制御するのか。
市民の生命・健康に影響なしで、大会用の医療体制をどう整えるのか。
「安全安心な大会が実現できるよう全力を尽くす」と言うだけ ・・・。
感染を抑え込むと約束し、そのつど失敗してきた政権だ。
内憂に、外患ならぬプラス材料は、
IOCが先日、選手団にワクチンを無償提供することで米独の製薬企業と
合意したと発表した ことだ。
マイナス事情の方が大きく消えない。
外国の選手団を受け入れる自治体は、準備とコロナ対策との両立は。
渡航制限で五輪予選会への出場断念を余儀なくされた選手も。
最も大切なこと、五輪の意義を果たせようがない。
開催ありきは綻びだらけだ。