東京オリ・パラ組織委が、バッハ IOC会長ら五輪関係者を招いた歓迎会を開いた。
日本側は菅首相や小池都知事、組織委橋本会長、森前会長ら約40人が出席した。
迎賓館正面前には、取材陣や散歩中の人らが一時は100人以上も詰め掛けた。SPや警
察官が多数配置されるなど、普段は静かな一帯が物々しい雰囲気に包まれた。
また、歓迎会開始と同時刻に、迎賓館近くにデモ隊の集結が報じられた。
「不要不急のパーティーやめろ」 「ぼったくり(男爵)は帰れ」
緊急事態宣言発令中に大人数での会合はふさわしくないのではと批判が相次いだ。
歓迎されていないことには、間違いない。
これより先、バッハ会長は広島を訪問している。
東京五輪やスポーツを通じた平和への取り組みを訴えるとみられる。
一方、政治的な動きが目立ち過ぎる。だから「ノーベル平和賞を狙っている」なんて
言われる、と懸念を示すIOCに詳しい関係者もいるとか。