開会式まで65日

 

 東京オリ・パラの開催準備状況を確認するIOCが19日始まったらしい。大会前最後。

 バッハ会長が開会あいさつ。

    大会の開催に向けて、世界中のアスリートは今、東京のための備えをして

   いるところ。1万人のアスリートが個別的に、ランキング的に予選を突破し

   ている。私はオリンピアンなのでワクワク感が分かる。アスリートは大変、

   大きな期待感を持って夢を東京でかなえようとしている。

 

        

        f:id:komut:20210519204006p:plain

 

    (最後に)

    最終的に、アスリートが東京で輝くことを願っております。日本人の皆さん

   は、特徴である粘り強さ、逆境に耐え抜く能力を持っている。日本の美徳に感

   謝し、事を見ていきたい。7月23日を全世界がともに祝うことになるでしょう。  

   我々を頼りにしてください。そして、東京大会を偉大な成功に持っていきたい。

   遅くとも7月23日の開会式で皆さん、お会いしましょう。

 

 

 1月、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、日本国内でも五輪開催への逆風が

強いとき、バッハ会長は日本国民を含め、「全ての人に忍耐と理解を求めなければならない。」と言って、

 

 「日本人は辛抱しろ」と発言したと報じられ、これが多くの怒りの声を呼んだ。

    実は、朝日の悪質な誤訳だったのだが ・・・。

 

 それを意識してかどうか、この大会前最後の委員会の挨拶の終わりが、

 

   アスリートは大変、大きな期待感を持って夢を東京でかなえよう ・・・いる。

   東京大会を偉大な成功に持っていきたい。 ・・・開会式でお会いしましょう。

 

と、東京そして日本国民を意識した言葉になっている。