交流戦での3つの勝ち越しを決めている阪神は、気楽な筈だったがやはり勝たなけれ
小刻みに点を取り合うシーソーゲーム。
先手を取っていた阪神は 八回に、新セットアッパーの藤浪が鈴木大に同点弾を献上
し、嫌なムードが流れた。
九回、これを振り払ったのが、梅野だった。あとアウト1つで勝ちがない状況から。
14試合連続無失点中の楽天・松井に連続三振を喫して簡単に2死。
ここで打席に入った梅野が2-0から四球をもぎ取る。
そして相手バッテリーのスキを突いてディレードスチールに成功。
さらに捕手・田中貴の悪送球を誘って一気に三塁を陥れる。
この走塁が近本の決勝の三塁打を呼び込んだ。6-5
解説の藤川球児、松井の心理や今の球の威力について話していた。
ブルペンで藤浪が投球練習をしていた(5-5の時点)ことと、梅野の盗塁とを、さす
が捕手出身の矢野監督だとも言っていた。
1点勝ち越したことで、9回裏楽天最後の攻撃(延長なし)に、スアレスを出した。
連続セーブの記録がかかっているので、ここで出したらしい。
スアレスは、確かに抑えた。
阪神は首位の座を確固たるものにしたが、楽天がパを制すれば日本シリーズを戦う可
能性が高い。情報は入るだろうが、あまり多くを見せることはなかった ・・・。
貯金を2008年以来となる「20」の大台に乗せたと喜ぶが、二死からの得点力がいい。
左投手の復調が欲しい。