交流戦悠々勝ち越し

 

 交流戦での3つの勝ち越しを決めている阪神は、気楽な筈だったがやはり勝たなけれ

ばならなかったか、最終戦はパ首位楽天との3戦目。

 

 小刻みに点を取り合うシーソーゲーム。

 先手を取っていた阪神は 八回に、新セットアッパーの藤浪が鈴木大に同点弾を献上

し、嫌なムードが流れた。

 

 九回、これを振り払ったのが、梅野だった。あとアウト1つで勝ちがない状況から。

 

        

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   14試合連続無失点中の楽天・松井に連続三振を喫して簡単に2死。

   ここで打席に入った梅野が2-0から四球をもぎ取る。

   そして相手バッテリーのスキを突いてディレードスチールに成功。

   さらに捕手・田中貴の悪送球を誘って一気に三塁を陥れる。

 

    この走塁が近本の決勝の三塁打を呼び込んだ。6-5

 

 

 解説の藤川球児、松井の心理や今の球の威力について話していた。

 ブルペンで藤浪が投球練習をしていた(5-5の時点)ことと、梅野の盗塁とを、さす

が捕手出身の矢野監督だとも言っていた。

 

 

 1点勝ち越したことで、9回裏楽天最後の攻撃(延長なし)に、スアレスを出した。

 連続セーブの記録がかかっているので、ここで出したらしい。

 

 

   f:id:komut:20210614052214p:plain  スアレスは、確かに抑えた。

 

 パ首位の楽天に3連勝した。交流戦はここまで。

 阪神は首位の座を確固たるものにしたが、楽天がパを制すれば日本シリーズを戦う可

能性が高い。情報は入るだろうが、あまり多くを見せることはなかった ・・・。

 

 貯金を2008年以来となる「20」の大台に乗せたと喜ぶが、二死からの得点力がいい。

左投手の復調が欲しい。