旗艦モスクワ沈没

 

 ウクライナ侵攻作戦に参加していた旗艦モスクワが黒海沖で沈没したと、露国防省

黒海艦隊拠点クリミアでの露海軍のニコライ総司令官の訓示映像とともに公開した。

          

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    プーチン政権や露海軍は大きな衝撃を受けている。露側は乗組員の被害の

   情報を公表していない(16日)が、約500人とされる乗組員に多くの死傷者が出

   たとの見方が強まっている。

 

    ウクライナ当局は、爆発の衝撃や海が荒れていたため「モスクワ」の救助

   活動は難航したとの見方を示していた。14日

 

 

 露軍はネプチューン(ウクライナの対艦ミサイル)を製造していた首都キーウ近郊の

軍需工場を攻撃ししていて、

 

 ― そのネプチューン2発が命中して撃沈されたと、認めざるを得なかった。

 

 

    米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、露海軍艦隊の旗艦が戦時に沈没したの

   は、1905年の日露戦争日本海海戦で、バルチック艦隊の旗艦が日本の連合

   艦隊の攻撃により撃沈されて以来と報じたという。

 

 

 「モスクワ」は艦隊の司令塔の役割を果たす旗艦で、自国の首都名を冠しているだけ

に、プーチン露大統領に強い衝撃を与えているのは間違いない。

 

 これによって、プーチン氏が今後ウクライナに対し、より大規模な攻撃に転じるので

はないかと指摘されていて、心配な状況に陥ったともいえるだろう。