貯金生活突入

 

 神は今夜のヤクルト戦を6―0で勝利し、今季初めて貯金を「1」とした。  

 待望の貯金生活に突入。

 

 勝率5割の2位で前半戦を終え、11ゲーム差で首位ヤクルトを本拠地・甲子園で迎え

た後半戦開幕戦は、投打が噛み合った完璧な試合運びだった。

 

 先発西勇が初回をわずか6球、3人で締めた。 

 その後も、4点を貰った余裕か、コロナ禍からベストメンバーが揃ったヤクルト打線

を沈黙させ、7回を4安打無失点の好投だった。

         

 

          

 

 打線も、ヤクルト先発小川の立ち上がりを逃さずしとめた。

 先頭中野から島田、近本と3者連続の右前打で幸先よく先制。

 4番佐藤輝の2球目に重盗、5番大山が2点目となる中前適時打。

 この初回の速攻で主導権を握り、9回まで一気に走りぬいた。

 

          

          


 試合に勝って振り返り、投げる立場だったら4回1得点が心強かった。

 結果的に得点は、1回、4回、8回だったから。

 新助っ人ロドリゲスが待望の虎第1号弾だった。

 

          

          

 

 矢野監督は試合後、やっぱり追いかける俺らの立場で、カードの頭を取るというのは

大きな意味がある。ドラマを起こすために大事な1勝1勝の積み重ね。みんなが「よし

行けるぞ」と思えるような試合をしてくれた、と語っている。

 残り48試合。13の借金を返して貯金を1つにしただけで十分ともいえる ・・・。