私の近所では、稲の取り入れがほとんど終わった。
収穫は、作況指数105くらいでよろこんでいる。
知り合いは、くず米が出て困ったとも言っている。
開花時、一時の高温にやられたと項垂れる。
収穫量が昨年を超え、30kg(60kg)当たりの売り渡し価格が上がったとはいえ、肥料や
農薬の価格がそれ以上に上昇して、高い実質収益は見込めないという。
この山間の町の農業振興課が言っている。
コロナ禍における農業用燃油、資材等の価格高騰の影響を受けている町内の
農業者に対して、経営支援をすることを目的として、交付金を交付します。
対象者 町内で農業経営を行っている個人及び法人で、・・・個人においては
今後も事業を継続する予定 町税等の滞納がない
交付金額
農業収入額 交付金額
100万円以上200万円未満 5万円
200万円以上300万円未満 10万円
300万円以上 15万円
「コロナ」が付いているが、帳尻は合わないだろう。
同じく、コロナによる減収で、企業が従業員に支払った休業手当を国が補助
する「雇用調整助成金」がある。 コロナ下での不正受給が9月末までに920件、
総額135億円にのぼると厚生労働省が発表した。
ここらでは、不正が出来るほどに高額の助成が行われたなら、もっと喜べるだろう。
もっと稲を作ろうという人も、若い人も増えるだろう。