世界を転戦する世界ラリー選手権(WRC)は、22年最終戦の第13戦。
日本ラウンド「フォーラムエイト・ラリージャパン」最終日が13日、岐阜県恵那市や中
津川市などで行われた。日本での開催は、12年前の北海道以来。
36台のラリーカーが出場したが、トヨタの勝田貴元選手が3位に入り、キャリア3度
目、日本では初めての表彰台に立ち、満面の笑顔を見せた。
勝田選手は、途中から雨が降り出す難しいコンディションの中で力走。
恵那市で行われた第16競技区間(SS16)で4位から3位に上げると、最終SS19
まで順位を譲らなかった。
各SSの移動区間に設定された恵那市岩村町の岩村本通りの沿道などには、
大勢のファンや市民が詰め掛け、間近を通り過ぎるラリーカーに手や旗を
振りながら熱い声援を送っていた。
競技車両は市販車両をベースに製作することになっている。
勝田選手の車は、トヨタ・GRヤリス・ラリー1・ハイブリッド 。
TVで見る映像でも迫力がある。
出場するラリーカーに搭載したカメラの映像だからだ。
( 大会の映像を収録したCDも市販されている。全戦放映するTV番組もある。)
北欧のアイスバーンも、仏の石畳、西班牙スペインの闘牛を追いかける道も、豪の
砂漠、英ウェールズの路地もある。
観るだけでいい。
気に入っている車が2台あったら、あんなふうに走ってみてもいいか。
200km/h. で、クラッシュすることもあるんだから ・・・。