晩秋の幸せ色

 

 いい天気が続いている。

 霜で真っ白な朝もない。

 湧いてきた雲が晴れた後の、冷たい西風も来ない。

 

 朝の気温は多少下がるが、まだまだ動きに余裕がある。

 そのために霧が出る。ちょっと今朝は濃い。

 黄色い銀杏が浮かんでいる。霞んでいるが ・・・。

 

         

         

 

       南側だけ黄色い。散る間際に全身を撮っておこう。

 

 陽が顔を見せるようになってから、樹の近くに行くと黄金の輝きの中にいる。

 黄色は幸せの色なのだろう。        

 

 

 大きな根っこの周りには緑があり、そこから銀杏のもとか、黄色が凜としている。

 石蕗 つわぶき だ。

 

         

         

 

       紅葉と石を背景に、冬に向かう花は強そうだ。

 

 

 それならば、中程には何がある。

 柊 ひいらぎ が、咲き出している。

 

         

         


      こっちは、甘い香りを振り撒いている。

     色は白いが、それが幸せ感をもたらす。

     気温が上がると、それは一層広がる。

 

 まもなく冬の日はやって来るのだろう。

 季節の移り変わりを感じて暮らしている。

 

      立冬が7日だったが、これは旧暦から当てている。今の暦(新暦)なら、冬は12月から。