寒卵旨い

 

 今日から('24 1.20)から2月3日までが、大寒にあたる。

 朝からきっぱりと冷え切った青い空に、樹々の枝は霧氷で白い。

          

          

 

 ここ毎日感じている、一年の中で最も寒い季節だ。最低気温も出る。

 秋の寒露霜降を経て、立冬('23 11.8)が冬の始まり。

 

 小雪、大雪を経て寒さが厳しくなり、冬至('23 12.22)に日照時間が最も短くなる。

 小寒('24 1.6)が「寒の入り」で、大寒('24 1.20)が最も寒くなる頃。

 小寒大寒の約1か月間は、「寒中」や「寒の内」と呼ばれる。

 

 

 冷気が極まり、一年で最も寒さが厳しい頃。

 大寒の頃には、厳しい寒さならではの食文化がみられる。

 

     寒の水は、真冬の水ならではの冷たさ。水が清らかなので、霊力もあると

    考えられてきた。

     寒仕込みの酒、醤油、味噌などは、寒の水を使うと発酵がゆっくりと進み、   

    味に深みが出ると言われる。そこの時期に作られた発酵食品は珍重される。

 

 大寒の時期に産まれた卵を「大寒卵」と呼ぶ。鶏は冬には産卵せず、春が近づくとようやく卵を産み始める。この時期の卵は上質で栄養価が高いといわれ、貴重だった。

  寒卵でも、卵かけご飯。          

          

 

 これに、春を迎えるまで頑張る力 power を貰った気がする。