短縮形は不親切

 

 IT・インターネットは、人類を幸福に導いているか、というフレーズを眼にした。

          

           指示が多い SMS 画面

 

 これ、によるここ4半世紀にわたる「24時間労働化」(IT・Net 革命)が、かつての産業

革命にも匹敵すると言われる一方、

 我々の生活を便利にしたが、「いつでも・どこでも労働」を可能にし、仕事がコンビ

ニ並みの「24時間営業」へ移行して生活を圧迫しているとも

 

 つながらない権利が重要だとする人たちもいる。

 オフィスで行われていた管理が、自宅を始めとするオフィス以外でもGPSWi-Fiなど

によって、「いつでも・どこでも(つながる)」という環境は、嬉しくないことは、過

去の歴史で繰り返されてきたように、利便性が人類を不幸にしてはいないだろうか。

 

 

   仏の世論調査では、管理職の80%がバカンス中でも通信機器に接続したと

  回答。このうち、85%は「通信がストレスになる」と答えたそうだ。

   あのバカンス大国である仏でさえこの状況だから、世界中の人々がーつながら

  ない権利ーを求めていると言えはしまいか。

 

 さらに、繋がれば言いたいことが伝わらない ことが少なくない。

          

           LINE 画面

 

        こんなに多くの指示があれば分かるが、

       短い言葉と時間に言われたら、その要求に

       応えるのは大変だ・・・。

 

 普段のやりとりで苦労しいているのは、短いフレーズで言わんとしていることが

分からないということだ。

 実際に細部を確認すると、全く違っていることに出くわす。

 大体いい加減に(キーボードを)打っていることが多いのではないか。