中国国内で最近人気の「貧乏人セット」という激安メニューを食べる風景を見た。
特に注目を集めているのが、北京市内に150店舗を展開する中華ファストフード「南城香」
が提供する「3元朝食(日本円60円)食べ放題」だと言っていた。外食チェーン各社も参戦。
GDP も、ゼロコロナから低成長にとどまって、景気回復は力強さを欠いた状況が続い
ているのだろうと想像できる。
だから国民も、粗食に耐えているのだろうと、微笑ましくさえ見える。
日本人は、違っている。物価高騰で厳しいと言いながら、一見贅沢に流れている。
日本の景気が悪いのは、国際的な流れで自国の責任ではない、しっかり徴収し税金を
必要経費として使い、自分たちに環流させて裏金を作っている国会議員たち。
中国の電車初乗り運賃が日本円で49円、日本では169円だから
3元は 20円ぐらいなのか。
あの人たちは、中国全人口の割合くらいなのだろうか。
2021年7月中国共産党創立100年の式典で習主席式典が、国の最重要
課題の1つに「農村部の貧困層をなくす」という目標をアピールしたらしい。
中国の人口は約14億人だから、20%というと約2億8000万人が、生活苦
を嘆く月収10万円よりも大幅に低い収入で暮らしているとみられる とか。
中国の農村部では、自給自足の生活で暮らしている人も多くいる ・・・。
ラーメン一杯 2,000円やおにぎり1個1,000円を食べて「ニセコバブル」を作り出した
り、東京や大阪で中国にない物を爆買いしたりする中国人は、その何%くらいなのか
世界的には、こういう国民が少なからずいるだろう。
我が国にあっては、― ここだけで見て ― こんな暮らしは出来ない。