老後貧乏危険サイン

 

 仕事をリタイヤし、年金を受け取り始めた頃の収入は、現役時代の6~7割になる人

が多いのではないか、というのを聞いた。

  

   そういう状況で、それまでの生活を漫然と続けていると厳しかった生活が、

  より困窮へと加速することになると脅かされる。

 

 

 定年後に貧乏が加速する4つの支出を紹介されてしまう。

 どの費用も、会社を退職したら意識的に減らす工夫をせよと・・・。

 

  1 衝動買いによる浪費

    誰でも欲しいだけで衝動買いをしてしまう経験はある。定年後は年金収入が

   少なければ、貯蓄を切り崩して補填することになってしまう。少しの補填でも、

   続けていれば貯蓄がみるみる減っていき貧乏が加速する。            

            

            

  2 医療費

    年齢を重ねると、肩・腰・膝などの痛みで接骨院に通ったり、成人病の治療

   で通院・入院したりするため医療費が増える。一生の医療費は約2700万円。そ

   のうち、70歳以降にかかる医療費はその半分の約1350万円。

 

  3 子どもや孫への援助費

    子どもや孫がいると、結婚、出産、進学、卒業、誕生日などのイベントが多

   くなる。子どもや孫の成長は楽しみだが、いつも援助していると家計のバラン

   スを崩すことになってしまうかもしれないとか。

            

            

  4 自動車関連の費用

    自動車を持っていると、駐車場代、自動車保険料、自動車税、車検代、メン

   テナンス費用、ガソリン代といった維持費もかかる。

 

 

 誰かに依存するのは悪という精神性が問題を引き起こしているという。

 金がないとしても、なくて困っていることを相談する相手がいればいい。孤立させな

い、他人からの支援を受ける雰囲気・環境をつくることだという。