「辞譲之心、礼之端也。」という文言が目に付いた。
「辞譲の心は、礼の本質なり。」
- 惻隠…他者の苦境を見過ごせない「忍びざる心」(憐れみの心)
- 羞悪…不正を羞恥する心
- 辞譲…謙譲の心(へりくだって人に譲る心) 礼 (人間関係を円滑に進め社会秩序を維持するための道徳的な規範の意味)につながる
- 是非…善悪を分別する心
修養することによってこれらを拡充し、「仁・義・礼・智」という4つの徳を顕現させ、聖人・君子へと至ることができるとする。善の兆しとは善となるための可能性のことか。
こんな思想が求められた時代(戦国時代)と、現代は同じなのか。
「自らできないとあきらめてしまう者は、自らそこなう者である。」とあるから、がんばってみようか。