白い十六夜から立待月の間


 朝、白くなった十六夜の月に幸運を祈ったら、朝仏壇に供えるお茶と同じくらいの効き目があって、すべての難を逃れることが出来た。

             かめのように、ゆっくりの歩みでよい。     イメージ 2 
     自分の世界になったら、思う存分力を出せば。
 

 立待月は昨日のことで、やはり白くなるまでには不都合なことがことが起こらなかったから、願った甲斐があったというものだ。

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 神無月になる前の昨日のことだから、出雲へお出かけになる前に、神々はささやかな願いを聞いてくださったのだろう。