TPPからの苦悩始まる


 10月に大筋合意したTPP参加のメリットは、関税の引き下げ・撤廃による安価な食品の輸入、日本製品の輸出増大、貿易全体の効率化と利益の増大、GDPの増加等とされてきた。
 
       発効に備えて「農業の競争力強化」を図るために、すで 
イメージ 3 に農水産物・加工食品の品質向上のための生産・加工技術の
 開発、食にかかわる産業の各段階で高付加価値化、消費者へ   
 の訴求力の強化等に取り組み始めた。

 私には関係ないと思っていたが、少し現実味を帯びた。
 「耕作放棄地 課税1.8倍」を検討しているという。
 
 私は、田や畑を受け継いでいる。両方で約70㌃、約6,000円の固定資産税を払っている。16年まとめ、17年(税制改正大綱)実施なら、10,000円を超えることになる。雑草の繁茂を繰り返す土地 ・・・。
 私はすべて耕作放棄地にしている(怠け者で何も生産していないだけ。)から、この仕掛けをまともに受けてしまう。

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   田や畑 1年でも耕作しないと雑草に侵食される

 政府の狙いは、耕作放棄の優良な農地の譲渡や貸出しの促進・集約らしいが、農家の高齢化や後継者の不在による耕作放棄地の拡大という現実が分かっていない。