草との闘い始める

 

 雑草との闘いを開始した。

 耕作放棄地の草刈りだ。

 

 まだ早いと思っていたが、周りの畑の主たちに急かされたようなものだ。

 そうは言っても、その中に入ってみれば、なかなか延びていて手強そうだ。

 

         

          

         

        カラスノエンドウ、ハルジオン、スイバ、

        ヒメジョン、ハコベ、ニラ、伸びたタンポポ

        ヒエ、スズメノテッポウ ・・・

 

 

 何でも、案ずるより ・・・ だ。

 初めてみると、草はまだ柔らかく、思ったより力も必要なく、捗った。

 連休中に、何カ所か一通りやればいいと思っていて、初めから思いのほか進んだので

気持ちが楽になっている。

 

 

 これも少し早い満開になっているつつじが、そういう私を笑っているだろう。

 これが真っ赤になるのが、近くなっている父の命日の頃だと思い出すからだろう。

 

                  

                  

 

 やまんなか、田や畑の中に住んでいる。

 まず家の周り、暮らしに近いところから刈っているのは、我ながら面白い。

 闘いは、気安く始めることが出来た。