ヤマユリで目覚め



 目が覚めたら、いつもと違う匂いが広がっている。
 「異様」と言うほどでもなく、不快でもない。

 廊下のヤマユリだ。


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 緑との暮らしの中で、25cmくらいの幹についた蕾を拾っておいた。
 幹の根元の方を、自分で刈り払っていたのだ。 

     そして、幹を更に短くして、水分を与えておいた。
     カーテンもそこだけ開けて、光が入るようにはしていた。

 ヤマユリの香りに起きるとは、贅沢なものだ。
 求めることだってあるだろうが、ユリからやって来たようなものだ。


 今朝は RUNNIG のだったが、稲作農家の大規模な薬剤散布のために、
明日にした。
 いつも、一口の甘いものとお茶をのむが、あのヨーグルトにしよう。


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 ぱらぱら雨が降っていて、夏を思わせないが、
 活力のみなぎる朝だ。