朝から「沖縄でオスプレイ不時着」のニュースが流れた。
TVには、こんな映像が映し出されていた。(これは時事通信撮影)
音声では、おおよそ次のように言っていた。
海上保安庁によると、13日午後9時50分ごろ、米軍の垂直離着陸
機オスプレイが不時着水した、と米軍嘉手納基地からから第11管
不時着水したのは午後9時半ごろで、場所は同県名護市の東海岸付
近の浅瀬。乗員5人は救出され、うち2人はけがをしている。
この時点で、この状況から「不時着」ではなく、「墜落」と思っていたが、まあそんな言い方も出来るのかと笑ってしまった。
「不時着」というのは、地面にしろ水面にしろ、そおっと降りることだと思っていたから。私のこれまでの言語体験からの認識だと、「墜落」だろうと、考えざるを得ない。
そのうち、外のマスコミも情報を出した。
地元『琉球新報』は、
「これが不時着?機体真っ二つ沖縄名護東沿岸のオスプレイ事故」
という見出しで、次のような写真を出した。
同紙の記事は、こうだ。
名護市安部の沿岸部で墜落した事故について、米海兵隊は報道発表
文で「キャンプシュワブ沿岸の浅瀬に着水した」と発表し、防衛省も
広報文で「不時着水」との表現を使っている。しかし現場の海岸浅
瀬に横たわっている事故機をみると、真っ二つに機体が折れて大破
し、回転翼も飛び散って原形をとどめていない。制御不能で墜落し
たとしか考えられない状態だ。
米軍準機関紙「星条旗」は今回の事故を「墜落(クラッシュ)」と
報じている。琉球新報も紙面では当初から事故を「墜落」と伝えて
ている。
こう考えるのが妥当だろう。
後になって「墜落」と訂正された事故はあった。
防衛省が事故の原因究明、情報提供、安全が確認されるまでの飛行停止を申し入れたのに対して、米側は速やかに報告することと、飛行再開は政府間の協議が成立してからと応えた。
翁長知事は事故について「機体が大破している状況から事故は墜落だと認識している」と強調。「怒りを禁じ得ず、直ちに飛行停止とオスプレイの配備撤回を求める」と抗議した。(同紙)
名護市の稲嶺進市長は、「恐れていたことが現実のものになった。」市辺野古に計画される新基地に同機が配備された時には「危険度が増すのは火を見るより明らかだ。市民が安心して眠れず、日常生活ができない状況におかれてしまう」と話した。
名護市の稲嶺進市長は、「恐れていたことが現実のものになった。」市辺野古に計画される新基地に同機が配備された時には「危険度が増すのは火を見るより明らかだ。市民が安心して眠れず、日常生活ができない状況におかれてしまう」と話した。