オスプレイが来る


 五輪・パラ、高校野球、台風、夏祭り、殺人事件、省庁・行政の不正、セクハラ・パワハラ、スポーツ団体の不祥事 ・・・ と、話題に事欠かない。

 めまぐるしく流れていくそれらに気を奪われ、もっと大事なことに注
目したり、心に留めたりしなければならないことを疎かにしている。


   米軍の輸送機オスプレイ沖縄県以外で始めて、米軍横田基地
   10月配備されることになった。

            イメージ 1 4月5日横田基地


 これは、22日夜の朝日新聞デジタルの記事だ。
 
 「横田基地の撤去を求める西多摩の会」などが、部品の落下する事故もあり、反対の声を高めてきているとらしい。
 面積の1/3を基地が占める福生市の加藤市長は「なし崩し的な配備で大変残念。市民の安全性に対する懸念は払拭されていない。」とのコメントには、力がこもっていない。

       基地では7月下旬以降、連日のようにオスプレイの離着陸が
  繰り返されているが、防衛相から10月配備の理由や決定の経緯
  など詳しい説明はなかった 、という。

   都と基地周辺の6市町でつくる協議会会長小池知事も、声が
  小さいのでは。


 辺野古移設に苦慮する「沖縄の痛み」を私たちも ― になっている。