きつねがりの詩


 梅雨寒に、雨読を強いられた。
 『充たされざる者カズオ・イシグロを再開したが、なかなか進まない。

 ふと浮かんでくるのは、中島みゆきの「キツネ狩りの歌」。


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    キツネ狩りにゆくなら 気をつけておゆきよ


     ねえ キツネ狩りはすてきさ ただ生きて戻れたら
     ねえ 空は晴れた 風はおあつらえ
     あとは きみの その腕しだい

     もしも見事射とめたら きみは今夜の英雄 

     さあ走れ 夢を走れ
 
     ・・・

 そう、昨日の私は、「きつねがり」だった。

  
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 お前は、いつもの道を避けたようだ。
 それは、私の想定内だったが、深追いすることを止めた。

 じっくりと、そこまでを楽しもう。慌てることはない。
 可愛いキツネなら待てるだろう。


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         機が熟すれば、チャンスは向こうからやってくる。