言うのは勝手だが


 東京五輪での活躍が期待されている水泳の池江璃花子選手が白血病と診断されたと明らかにしたことについて、

  桜田義孝五輪担当相が、

   「金メダル候補ですから、日本が本当に期待している選手です
    から、本当にがっかりしています。・・・」と

述べたことで、猛批判を浴びた。         イメージ 1
 そして、「配慮を欠いた」として発言は撤回した。

 
  一方フジテレビの安藤キャスターは、この件で

   「かわいらしさとすべてを持っていらっしゃるなと思ったんで
    すけど、神様がちょっと試練を与えたのかな、というふうに
    思います」と

コメントしたことに、不謹慎とたちまちネット上で大炎上した、とか。



  前者の発言が、池江選手を傷つけるようなだろうか。
   人の受け止め方は様々だから、粗暴だと言う人もいるかも知れ
  ない。相手を思いやる心に溢れていると思えなくもない。

  安藤さんのコメントの「神様」、「試練」などは、池江さんが先に
  使った言葉だ。敬語まで使っている。


 まーあず、人の口は勝手だ。
 「人の振り見て我が振り直せ」、なんて態度は微塵も感じられない。それどころか、ちょっと隙があると見えたら、初めから相手の痛みなん
て感じられないから、もう立ち上がれないほどに徹底的に攻撃する。
                  こんな諺は、もう消えている。