SNS上での投稿は、する側見る側も存在感を示しながら炎上しないように、それへの関心の高さを思わせるようにして続けられている。
「思わぬ炎上」してしまう主張や報告は避ける傾向にあるようだが、一方で「応援隊」を自称するメッセージが溢れている。
アイデンティティーなどない。
イデオロギーが持てない。
大病を公表した水泳選手やタレントに(を)、
「頑張って」、「応援します」と、型にはまった言い回しが
大勢の同調者、追従者を生み出す。
マスコミが輪を掛けるように採り上げて増殖する。
SNS を駆使する世代は、感情を瞬時に言葉に変換することが出来るようだが、生きた交換の機会が少ないために、独りよがりで危うい。
同じ立場が同調して、ずれてしまった達成感に満ちてしまう。
まずサイクルから、意識も訓練も、戻す勇気があるか。