木ノ下明かり


 4日ぶりの真夏日になった。
 課題は朝早くからと言われて、いつもより2時間は繰り上げて挑んだ。

 午前中は以前同様だったが、昼近くからは暑さが戻った。


 こんなによくやったはずだったが、結果は不完全燃焼。
 そんな思いの帰路、キツネノカミソリが群がって樹の下で涼んでいる。


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 もう、今年は過ぎたものだと思っていた。
 深い緑の草に、橙の灯りを一斉に点したようだった。


 そこからまっすぐ帰宅した。
 間もなく、今日は不本意だろうが、まあいい方の結果だよと知らせがあった。

 私にとって、この橙は、いい色なのだろう。