七草粥にする

 

 まだ松の内

 小寒を過ぎたら、いよいよ冬の陽気がやってきた。

 七草粥から、がんばろうと思う。

 

        

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 淡白だから、あまり冬越しのエネルギーにはならないか。

 三つ葉や芹は、家を出れば簡単に見つけられた。

 あとは人参やしめじもいれ、あるもので7種類にする。

     

    君がため春の野に出でて若菜摘む

 

      わが衣手に雪は降りつつ             のつもり。

                  (光孝天皇 百人一首15番『古今』春21)

 

                      

 私たちは旧暦で暮らしてはいないから、少しずれているらしいが …。

 

 柔らかめのご飯に、緑の野菜が入っているだけだ。

 身体の内側から寒さを乗り切る原点は、確保できただろう。