新型コロナウイルスの感染を抑えようと、さまざまな対策が講じられている。
一人ひとりには、手洗いやマスクを付けるぐらいしか出来ない。
さらに、3つの「密」を避けるようにという呼びかけが出された。
密閉空間、密集場所、密接場面で、これらの「重なり」を
避けると言っていたが、実は一つずつも避けるべきだという。
日本では成功しているように見える。米、欧に比べたら ・・・。
一方、 全国すべての世帯を対象に2枚ずつ布マスクを配布、は
あまり歓迎されていないようで、アベノマスクと揶揄されている。
次に、 感染拡大で収入減の世帯に、30万円の「現金給付策」だ。
対象は住民税非課税世帯や収入が5割程度に急減した世帯。
7日の閣議決定だが、賛否いろいろありそうだ。住民税を納付しなくてもいいだけの収入しかない人に ・・・という訳だが、納めている人の不満も聞こえる。
国会議員の収入から給付するのなら、誰もが賛成するだろう。
医師の中に、このウイルスが厄介なのは、日本が感染爆発をずっと抑えることができても、それだけ終息が先に延びてゆく可能性があるということだ、という人がいる。(桜山豊夫氏'20 3.27朝日新聞デジタル「論座」)
日本は感染を抑えているがために、なかなか終息に至らないとも
いえる。とはいえ、感染爆発を抑えなければ、医療崩壊を招いてし
まう。とても難しい局面にある。・・・この疾患の場合、終息する
のは最終的に集団免疫を獲得していくしかないと思う。