25日夕の記者会見で、安倍首相は新型コロナウイルス対策について、
日本ならではのやり方で、わずか1カ月半で流行をほぼ収束させることが
できた。日本モデルの力を示した。・・・すべての国民のご協力ここまで
根気よく辛抱してくださった皆さまに心より感謝申し上げます、と述べた。
この敬語は、酷い。
米フォーリン・ポリシー電子版の記事は、
日本の新型コロナウイルス感染対策はことごとく見当違いに見えるが、
結果的には世界で最も死亡率を低く抑えた国の一つであり、奇妙にも
うまくいっているようだ、と伝えている。
日本は中国からの観光客が多く、ソーシャル・ディスタンスの確保も
中途半端だ。感染防止に有効とされるウイルス検査率も国際社会と比べ
低いが、死者数が奇跡的に少ない、と評している。
専門家なる人も、一般の人も言っているように、日本人の衛生意識の高さや握手
をしない習慣などが死者数の低さにつながっているのだろう。
単に幸運だったのか、政策が良かったのかは分からない。
それだけは、言っておこう。