7時半を回ったころだろう。
お湯割りを呑んでいたからだろうか、なんだか蒸し暑く感じた。
ああ、蛍が出るんだったら、こんな夜だなあなどと思った。
もしかしてと、外へ出て、少し歩いてみる。
山あいの、近くに田んぼを持っているわが家ならごく簡単なこと。
光った。いた。
追いかけるが、遠い。
出始めのゲンジボタルは、数が少ない。
だから、木の上や雑草の中、私から手の届かないところだ。
私のホタル所見日は、運良く条件が揃ったようだ。
午後1時過ぎ、最高気温が30.6℃(4日連続)まで上がった。
2時ごろから、1時間で10.5mmのにわか雨があった。
6時でも25℃、湿度も高かったろう。風なし。灯り遠い。宇都宮気象台データ
7~9時が、最も多く湧く時間帯だ。②11時前後③午前2時ごろ
梅雨入りしても気温が高く、ちょっと雨は強いが、ホタルの出るチャンスが増えそうだ。― あの、遅い雪がよかったのかもしれない。
もう少し、ホタルを上手く撮りたい。