昨日の寒さは、まだ他人事だった。西風の日中、9℃。
予期していたが、今朝から自分のことだと実感した。
家の周りは霜で真っ白。-5℃
仕事も出掛ける用事もないから、熱いお茶を飲んでお日様が上がってくるのを待てる
のが、ささやかな幸せだと思った。
温かい味噌汁を作って、ゆっくりと朝食を食べたら、昨日始めた松の剪定の
手直しと、枝や葉の片付けをしようと思っていた。
身支度して寒気に武者震いしたのは、10時過ぎだった。3.5℃しかなかった。
枝の剪定具合やバランスを眺めているうちに、西風で俄に曇ってきた。
と、風花が舞った。
来るべきものが訪れた。
暖かい冬だろうと言われていたが、やっぱり昨日に続いてここにも来た。
どうかお手柔らかにと願うばかりだ。