シレッと発表した、と表現された大臣の発言。
米モデルナ社製のワクチンについて、当初の契約は6月末までに4000万回
分ということになっておりましたが、その後モデルナ社との協議で調整し、供
給を受けたワクチンは1370万回分でした。
供給量が当初より減った(6割も減ったにもかかわらず)事実を把握した時期
に関して、正確には覚えてませんけども、ひょっとすると、ゴールデンウイー
ク前ぐらいじゃないかと思います。ー 言い放ったと ・・・。
15日の全国知事会との意見交換でも、嘘をつき続けたことを、
はしごを外した形になってしまい、大変申し訳ない、と陳謝した。
国会でも謝罪したが、モデルナ製ワクチンの供給減の隠蔽には、反省ゼロ。
テレビ番組や自身のブログで、ワクチンに関する情報を公開する時は必ず製薬会社と事前の合意を取るなどと釈明。
モデルナ製の供給減によって、EUにファイザーのワクチンの確実な供給を迫ることができた、交渉カードに使ったと居直り。
14日の衆院内閣委員会では、
早く公表すべきだった、との野党議員の追及に、
言いがかり、とまで言い放った。
個人情報保護をぶっ壊してでも政府に、「情報公開せよ」と迫っていた姿勢を、どこへ捨ててしまったのか。
情報公開の重要性について国会で政府に迫ったり、総裁選に立候補したりするのを嫌った安倍前首相が、そこそこのポジションを与えたかと理解していたが、ご本人はそうではなかったのか。
それにしても、この変わり様は酷い。