17日、甲子園は1回戦の第1試合。小雨の中、午前7時59分から始まった。
徐々に強まる雨脚とともに土のグラウンドには水がたまり始めた。表裏ごとに
マウンドと本塁に土を運び込むなど懸命な整備が続いた。
七回には審判が泥に足をとられて転倒したり、八回には東海大菅生の打者のす
べったバットがベンチ前に飛んだりと危険な場面もあった。
東海大菅生が4―7で迎えた八回表1死一、二塁の攻撃時にようやく中断。
結局約30分間の中断で、午前10時38分に降雨コールドとなり大阪桐蔭が勝った。
投手がマウンドで足を取られ、投球時にバランスを崩し、倒れる場面も
何度か見られた。中盤以降両チーム投手とも制球が自由にならない。
内野全面が水浸しのなか、激闘になった。いや、「泥試合」になった。
転がったボールが止まってしまって、内野安打になる。
中断時点の得点は、7−4で大阪桐蔭がリード。
既に7回は終了していて、試合の成立条件はクリアしている。
高校野球では試合成立を7回としている。サスペンデッドゲーム(特別
継続試合)を適用しない。
酷い話だ。 雨の確率は高かったはず。そこまでやらせたのだから ・・・。
試合が成立しない段階で、ノーゲームにしたらよかったのに。
予定はね、これからも狂うよ。