デジタル化によって「ぬくもりのある社会」を実現する、と言っている。
日本は、どうなってしまうのか。
そもそも、このフレーズは矛盾していないのか。
アナログなものと、デジタルが実はつながっているということか。
何のために規制改革、デジタル化をやるかというと、少子高齢化がどんどん
進む中で、子どもが健全に育って日本を背負ってもらわないといけないし、高
齢者で生活が困難な方には寄り添っていかないといけないし、人が寄り添わな
きゃいけないことが増えてくる。
でも一方では人口が減ってきていますから、今までと同じことをやっていた
ら人に寄り添うことなんて出来ない。そこでデジタル化で、人間がやらなくて
いいことはロボットやAIに任せようと。デジタル化してオンラインに乗せる
ことで人手をかけずに、その浮いた分の人手でぬくもりを与えられるような、
寄り添うような仕事をやっていこう、そんな社会をつくろうというのが狙いで
す。これを理解してもらうために、あちこちで話をしています。
今年2月菅内閣の政策の行政改革について、その旗振り役に任命された当時の「将
来の首相候補」が公言してきたことだ。
net.keizaikai.co.jp のインタビューに答えたもの
縦割りを排し、政策遂行をスムーズにする。行政の無駄を徹底的に省いたあとの人員
や予算をより重要な事業に展開する。― と言っている。
公然と力説されると、あたかも ・・・だ。