総選挙直前の国会は、岸田首相の所信表明演説に対する代表質問が行われている。
首相の答弁は、所信表明演説を肉付けし、具体化する内容とは言えないもの。
ー この答弁で有権者が十分な判断材料を得られるとは思えない ー
立憲民主党の枝野代表が、新型コロナウイルス対策の遅れをはじめ、
安倍、菅両政権が残した負の遺産に焦点を当てた。
立憲民主党の生方幸夫衆院議員の、「もう生きている人はいない。」などと発言した
として、家族会などから抗議を受け、自身のツイッターで、発言を撤回、陳謝 ・・・。
松野官房長官は、発言は政府の立場とは相容れず誠に遺憾、全力を挙げて取り組むと
拉致被害者家族のいら立ちは、想像に難くない。
新総裁の選出時、横田早紀江さんは「総理大臣も何人代わったか分かりませんし。死
んでも恨みが残るなと思うくらい。もっと頑張ってもらいたい。」、 自民党の新総裁
家族会の飯塚繁雄代表は「岸田さんは弱い人。外務大臣の時もはっきりしない人だっ
た。具体的な計画を示し、動いてほしい。」とコメントしていた。
岸田首相は、「力強さ」を印象づけようと話し方を工夫していると言われている。
「インパクトの弱さ」は拭えず、「絹ごし豆腐」と形容されているほど、期待できない。