成人の日の様子、オミクロン株急拡大などのニュースが溢れる中で、「繰り返される
朝令暮改 」という言葉がおどった。
もちろん、岸田首相の、国民の人気取りの政策を採ることに方針を向きつつある姿勢
を言っている。
首相は臨機応変と朝令暮改を勘違いしていると見ている人も少なくない。
国民の利益に繋がることへの反応は薄く、外交・防衛や財務等国の根幹に関わ
る部分については軸が揺れまくっている。
明日1月11日で、岸田政権が発足して100日。
これまでが「ハネムーン期間」で、有権者もメディアも批判を抑えてきたらしい。
12月首相初めての臨時国会は16日間だったが、1月17日からはじまる150日間
の通常国会では、これまで以上に激しい与野党の本格論戦を期待したい。
岸田首相、「聞く耳」を持って、「大切なことは国民の思いをしっかり受け止め
ることだ」と言う。
聞いているから、「柔軟でてきぱきした意思決定」をする、と評価させる。
これで、国民の信を集める、内閣支持率を維持することに成功している。