残った南天に雨

 

 オミクロンと天気は、抑えが効かない。

 起床のころからはっきりしてきた雨粒は、小さくなっても途切れない。

 

 幸い、気温がそれから下がらずに、4℃を超えていたから雪にならずに、一日を過ご

した。あなぐま生活ではあったが ・・・。

 

 南天の雨粒は、溜まっては落ち、溜まっては落ちを繰り返している。

 寒くなってもよく残った赤を、いっそう際立たせている。

 

         

         f:id:komut:20220111210715p:plain

 

 例年なら年越しを境に、ヒヨドリが食べてしまって、葉っぱだけが残った。

 酷いときは、門松に添えた赤い実が一つ残らずやられたことがあった。

 まだ餌が残っているのか、狙う鳥が少ないのか。

 

 そんな風景を眺める私は、大いに許しているのだが、彼らの姿が少ないように感じて

ちょっと寂しい気がしている。

 雪が来たら、一斉になくなるだろう。 

 

 その白い奴は、来るのだろうか。

 暦からみたら、もういつ来たっておかしくないのだが、暖冬・温暖化の上に、降らな

いようにと念じている人たちの願いが叶っているためだろう。

 

 気象情報は、北の方の大荒れを告げ、ここらまでは来ないと言っている。

         

         f:id:komut:20220111212145p:plain

 

 日本海を東進する低気圧は、中心が984hPaと976hPa という2つ。

 等圧線が、12本も列島にかかるといっている。

 

 私のところも、北西の風が吹きまくって気温が下がることはみえている。

 尾根を越えた寒気で、雪が来るだろうか。

 

 私は家にいられるから、少しだけ来てもいいと思っている。

 北海道や北日本の人たち、通勤の人たち、それでも外で仕事をしなければならない人

たち、ごめんなさい ・・・。