狂気拡がる

 

 ウクライナ南部(2014年露が併合)のクリミア半島と露本土を結ぶクリミア大橋で早朝

大規模な爆発が発生した。

 

         

         

 

 露のウクライナ侵攻後の双方の形勢には、世界中が息を呑んで見守っている。

 

 露にとってウクライナに展開する部隊への重要な供給ルートへの打撃となるという


   露の国家反テロ委員会は、貨物トラックが爆発したと発表。

   橋の道路部分が2カ所崩壊したが、黒海アゾフ海を往来する船舶が通る水路に

  かかるアーチは損傷していない。(画像では道路橋の半分が崩落している。)

 

 プーチン大統領は、クリミア大橋と半島に電気とガスを供給するインフラの安全強化

を指示し、調査委員会の設置も命じた。

 

   当局発表。爆発で近くを走行に乗車の3人が死亡。燃料輸送列車7両も炎上。

   車両の通行道路は爆発から約10時間後に制限付きで再開。

 

 

 爆発が攻撃かどうかはまだ明らかになっていない。

 露がウクライナの戦況で劣勢に立たされる中、こうした大規模インフラへの被害は作

戦が計画通りとする露の主張がさらに揺らぐことになる — とみられている。

 

 

   ウクライナのゼ大統領は爆発には言及せず、クリミアは曇っている ・・・ と。

   ただ、どんなに曇っていてもウクライナ人は知っている。私たちの未来は晴れ

  だ。これはわれわれの領土全体、特にクリミアに占領者のいない未来だ。ビデオ演説

 

   ポドリャク大統領顧問は直接の関与には言及せず、違法な物は全て破壊する必要

  があるなどと表明した。爆発には露人が関与したことを示していると述べている。

 

 

 北部の方のウクライナの人たち、避難している人たちも、どんなにか心配しているこ

とだろう。戦争体験のない私には想像の域だ。