負けられる試合は残り一つ

 

 初回、二死から山田に死球を献上し、迎えたシーズン56本塁打の村上。

 丁寧にコーナー、高低を攻めフルカウントから8球目が外れて四球。

 

 一、二塁とピンチを背負ったところで、オスナに2ボールからのシュートを左翼へ先

制3ランを浴びる。

 

 これで、この初戦は決まってしまったようなもの。現実には、2敗目。

 2回にも1点を失って、ダメ押しのようなもの。

 続投した3回も、先頭のオスナに右中間へ二塁打、一死三塁からサンタナに中犠飛

 立ち直りを信じるベンチの思惑とは裏腹に、点差を広げられていった。

 

       

         

 

     シーズン中も、期待を何度も裏切られてきた。

     

 ファーストステージは登板しなかったからよかった。

 ファイナル突破を信じきたが、期待度は相当下がってしまった。

 

     多少疲れが残っているだろうが、若手で行けばもっといい試合が

    出来たのではないか。細切れにつないだったいいだろう。

 

     佐藤輝は、外角低めへ徹底して変化球を続けられ、空振り三振。この大型

    扇風機も、ため息だった。

 

 

 この投手は、FAで巨人に行った方がいい。

 捕手の坂本を付けてやるから ・・・。