時雨始まる

 

 今日は、夜に向かって青天の霹靂だった。

 

 日中晴れもしないのに、夕方になって雲が箒で掃いたように、すっきりとなくなった

          

           16:50ごろ

 

 ところが、このとき東には雲が出ていて、20分後には雷も連れてやって来ていた。

 そして雨も降り出し、夜更けまで続いた。

 

 外に作業を残して駆け足で入ったので、何とも雷雨が恨めしかった。

 天気情報では朝のうちに、所によってはにわか雨があるだろうと言っていたようだ。

 

 夕立は、南の方ではちょっと強そうだ。

 夏のように大きな雷鳴も響き、短い停電まであった。

 

    冷たい雨だ。時雨、か。

       今日は旧暦なら長月廿八日。 

       秋の末から冬の初めにかけて、ぱらぱらと通り雨のように降る雨。

       天地あめつちの間にほろと時雨かな  冬の季語 虚子

 

 

 強く弱く、ここらで6時間も降ったのは予報を越えていた。

 大元は、積乱雲ではなく寒冷前線の通過だったらしい。

          

           18:00ごろ

 

 

 この時季から、こういう天気が多くなっていくのだろう。

 大陸から冷たい高気圧が張り出してきて時雨れ、西高東低の気圧配置になる。

 明日、明後日と冷えるらしい。冬に近づく日となるのだろう。