蒲公英 vs 菜の花

 

 今日、庭の黄色の退治に、4時間も費やしてしまった。

 これまでの怠けを少し解消しようと、まあここらで一段落付けておくかと、お昼の時

間を回ってしまった。

 

         

          西洋蒲公英

 

    日光を浴びると、首を伸ばして花びらを顔いっぱいに広げる。

    飛び石や普段歩かないところに、隙間なく広がっている。

 

 この黄色は、早春の日だまりにならいいが、こうなると悪魔だ。

 耕作放棄地の蒲公英のように、絨毯のように延びるままにして、刈り払い機で始末し

てもいいのだが、住まいに近い庭のやつは放っておく訳にはいかない。

 

 ちょっと離れたところに、菜の花も満開だ。

 種をまいたところもあれば、昨年のものが出てきたのもある。

 

         

          一面の菜の花

 

 農家も作物を作らない畑を管理するために、アブラナの種を収穫しておいて翌年に蒔

き、畑いっぱいに広がる黄色を楽しんでいるしところもある。

 

   私は横目でそれを見て、また楽しませて貰っている。

   真似て、耕作放棄地の一部でやってもいる ・・・。

 

 こっちも咲いた後の茎や根を始末するのには、結構な労力を要する。

 だから、あまり広げたくはないというのが本音の対処だ。

 作物を植え付けても、下手にはくたびれもうけ。

 

 庭にアブラナの種は蒔けないが、蒲公英の広がりを抑えてくれる、こっちの方がまだ

いいと思って付き合っている。