9回裏サヨナラ勝ち

 

    あわや大惨事 ・・・ 佐藤輝明の「曲芸」にファン驚愕 

     宙を舞う凶器が「怖すぎる」

 

 こんな見出しが付いた記事は一体どんなものだったか。

 曲芸に、凶器 ・・・ まさか、プロレス級でもあるまいし。

 佐藤輝明が、打てずに、何かやったのか ・・・。

 

         

         


   18日今夜の甲子園は、神 ー 広(現在首位)カード2回目の初戦。

   広島の5回、先頭打者デビッドソンが阪神西勇の投球にバットをへし折られた。

   打球が、三塁佐藤輝の前に飛び、遅れてバットの先も飛んだ。

 

   佐藤輝が打球を処理しながら、ヒョイっとジャンプしてバットを避けて一塁へ

  送球してアウトにした。

 

 

 佐藤輝が見せたとっさの「危機回避」に、「危ない」「怖すぎる」「曲芸」などのコメント

で、ファンの賛辞が集まったと、DAZN が伝えた。

 

 

 プロだったら、こんなのは当たり前だ。

 まして、チャンスに打てない状態が続いていて、身体を張って失点を防いで貰わな

かったら代打を出されても仕方ないところだ。

 

   試合は広島が9回表に1点を挙げて、逃げ切りに入った。

   裏の神は、一死から梅野、木波の連打で二三塁、渡邉諒見三振、近本四球、

  二番中野が10球目を左に運んで二人を迎え、サヨナラ勝ち。

 

 限界のパフォーマンスが勝利を呼んだ。