一日も経たないうちに、悪夢の夜になった。
夕方に始まった苦戦は、外の暗さが増すに従って、その色が濃くなっていった。
そして、ヤにマジック11点灯という、確実な結果を認めざるを得なかった。
選手も選手なら、監督も監督だ。
マルテ、糸原の安打などで二死一、三塁とした7回の場面では、島田に代えて
佐藤輝を代打で使ってほしかった。スコアは1―4の3点ビハインド。試合の
終盤ということもあり、あの局面では一発を狙うしかない状況だ。スランプ中
とはいえ、島田と佐藤輝では相手バッテリーにかかる圧力は違ってくる。
先発の高橋が降板した後、残りの6回から8回を、勝ちパターン投手でもない
馬場と小林に託したのにも違和感を覚えた。点差は3点。
ここはナインに、この試合は絶対に勝ち取るぞ、というメッセージを送るため
にも、岩崎、スアレスを投入するべきだった ・・・。
矢野監督の消極采配には、逆転Vを狙う気があるのか。
選手の方が、頑張っている。