びわの花も盛り


 2,3週間前の天候に、びわの花が盛りと咲いている。

      イメージ 1

 実を採るために栽培しているわけではなく、昔の人が「何かしら実が付いて、食べられるものがなる木を」と、敷地や畑の隅に植えたものだ。

 12月だというのに毎日暖かいものだから、すでに満開になっている。

   イメージ 2 しみじみ見ることは少ないだろう。

 この冬の時期に咲いて、来年梅雨の頃に、黄色く甘い実を結ぶ。
 このまま放っておくので、小さく固いが熟すれば確かにびわとなる。

 一昔前、この季節の花と言ったら、「びわ」や「やつで」ぐらい、色が鮮やかなのは「山茶花」ぐらいで、この寒い時期にあっては、これらは「紅一点」的な存在だった。
 ところが、暖かいのと、栽培技術の進歩で、明るい色の花や実を楽しむことが出来るようになって、忘れられようとしている。