一面に赤紫が広がっている。
春の空気に映えている。
今ほとんどなくなったレンゲではない。
大小、いろいろな形を作って、あたりの田んぼにも畑にも見られる。
かつてレンゲが牧草としてや、窒素肥料を蓄える目的でよく栽培されていた。
この時期に、見られたものだった。
近づいてみると、これはホトケノザだったのだが、あのレンゲと同じ目的で広げてい
るのか。栽培している人に確認はしていない。
遠くから見ても、近づいて見ても、いい景色だ。
花に包まれている。
いなか道のむこうで、コブシが白のコントラストをつくっている。